仕事でやりがいを感じる時とは
仕事にやりがいを感じることができないと嘆く人は多いものです。けれどもそれは感じるものではなく、実は探し出すものと言った方が正しいでしょう。つまり自分から求める必要があることになります。
そのためには、仕事を始めたばかりの頃、あるいは入社して間がない頃を思い出すと良いでしょう。その頃は業務を覚えることに必死だったはずです。またミスを重ねては怒られ、早くミスを無くしたいと思っていたことでしょう。そして業務を覚えるごとに、また同じミスをしなくなることに喜びとやりがいを感じていたはずです、けれども次第に慣れてくると、新しく覚えることも、ミスをすることも少なくなってきます。するとそこに心境の変化が現れるものです。新しく覚えることが面倒になり、ミスをすると言い訳を探すようになります。つまり、同じシチュエーションであっても新人の頃とは気持ちが違っているというわけです。
そこで、仕事に慣れるようになると失ってしまうやりがいを感じるためには、常に新しいことを覚える姿勢、ミスをいかに無くすかを考える工夫が必要になることがわかります。自分から何を覚えるのか、ミスの原因となることは何かを探す姿勢が必要というわけです。それに加えて行う業務の品質をいかに高めるかも追求することが、楽しさにもつながるでしょう。これまでの慣習を打ち破って、少しでも業務効率を高め、そして喜ばれる内容にする努力が大切ということになります。